おいでなすったー

テーマとか宣言すると一夜坊主で終わることがわかったので、そういうのやめて、書き散らかしていきます

弊社も喫煙者は採用しないと思う

吸えるようにするのが大変そうだし。

取引先で5年くらい前から喫煙者採用してませんの会社知ってるし、あ、それ今さら揉めるやつなんだ?くらいに思いました。

いま誰も吸わないチームからすると、タバコを吸えるようにすることのハードルが高い。弊社は路上喫煙禁止区域にあるんだけど、裏の道が私道なので条例の上では道端で吸っても処罰はされない。ただ街灯にタバコのポイ捨てを非難する貼り紙がされていたりして、喫煙者と近隣住民の軋轢を感じさせる。うちの外階段やバルコニーもあるけど、近隣からクレームが来る可能性があるし、大家に正式に「吸っていいスか?」と尋ねれば、正式に「ダメです」となると思うんだよね。近所とざわざわする危険を冒してまでタバコ吸える環境を整えて差し上げたいかと思うと、ちょっとなあって思っちゃうんすよね悪いけど。

タバコ吸うんだけど優秀だから来てほしい、となっても、バルコニーでこっそり吸ってください、よそから注意されたらバルコニーは放棄して徒歩5分のタバコ屋さんの私設喫煙所に行ってもらいます、という話にせざるを得ないと思う。タバコ吸ってるときに避難梯子が落ちてきて脳天を直撃しても労災は降りるのかとか、おじさんそういうのも心配です。

仕事への影響という観点では、喫煙者だけ休憩して不公平だとはあんまり思いません。知的労働で集中力を保つために一定の休憩は必要で、むしろ、ずっと座って手を動かせみたいな精神論を持ち込まれる方が有害だと思います(自分で手を動かしもできる技術者でそういうことをいう人は知る限りいませんが)。
ただ、喫煙所だけの仲良しグループを作って大事なことをそこで決めるみたいになっちゃうとマズいかなって気はします。易きに流れがちって視点では、残業が多い人と喫煙者は、そこに居ない人の悪口で盛り上がりがちです。そういう前提が意識から抜けて、業務においてメンバーの評価を歪めてしまったり、特定の人にだけ情報が行ってないみたいなことをしてしまうようだとイカンと思います。

ごく個人的には、社員が喫煙者だったら「休憩するのは別にいいけどタバコ辞めてピロピロにしない?」って月に3回くらい言い続けると思う。

飲酒・喫煙って方向性としては手首切ってるのと同じじゃないですか。

手首切ってるより傷がごく浅いのと、手首切ってるのと違って通常は本人楽しそうなので、手首切ってたら止めるけど飲酒・喫煙は止めないです。他人なら。

他人じゃなくて身内となると、喫煙はなるべく止めてほしいかな。飲酒も身体壊す兆候があるようならやめてほしいかなっていう、そういうバランスだと思うんですよね。そういう意味で、事業主が従業員にタバコ吸わないでほしいと思うことには、わたくし個人としては、あんまり違和感がないのです。