おいでなすったー

テーマとか宣言すると一夜坊主で終わることがわかったので、そういうのやめて、書き散らかしていきます

ここはチラ裏だと思ってるから下世話な話題を書くぞ

Twitterでどっかの外国の人が「『女性問題』って言葉は女性差別だ、Women problem じゃないだろう」みたいなtweetしてて、「誰も女性に問題があるという構文でそれ使ってるわけじゃねーんだよ日本語読めねえ奴は黙ってろよ男性が男性問題起こすパターンもあるかもしれねえだろ」とか思ったんだけど、
「“女性に対して問題を起こした”の意味で『女性問題』といって“女性が問題を起こしたみたいだ”とクレームがつくなら、『下半身問題』にしたほうが“下半身に対して問題を起こした”でも“下半身が他人に対して問題を起こした”でもあってるのでよりよいかな。しいて言うなら『下半身が女性に対して問題を起こした』が最も適切かな」などとも思った。

 「上半身が引き続き政治をします」とか言っとけばギリ居直れたんじゃねーかみたいな話をしてたのは置いといて、「医師免許取って弁護士資格取ってキャリアの頂点を極めても独身でまるでモテないというオッサン」という題材に対して、男性ではリアルな悲哀として同情を集める向きが少なくない一方で、女性だと「高学歴高キャリアなら女性が寄ってくるはずだからおかしい」という見方が結構あるという断絶が面白い。

 カネがあっても地位があってもモテないものはモテないのも事実であり、男はカネがあるとくずでも女が得られてしまう場合があるのも事実だろうと思う。

高学歴男のいうモテないとは、そこに男が90人と女が10人居て、女が人間と認識してみている20人くらいの中に自分が入っていないという状態をいう。カネがあるとかないとか以前に、透明で見えていないのだ。

透明人間がこの世に現出するには、それなりの努力というか、異性のものの見方への歩み寄りを要する。勉強とか研究とか仕事とかのクオリティを自覚的に下げて、対異性関係にエネルギーを振り向ける必要がある程度には獲得コストが重い分野なのだ。生物としての淘汰に関わる部分なんだから、そりゃそうだろう。

東大に受かるかどうかとか、司法試験に受かるかどうか程度のことは問題にならず、かつ、高校生くらいの頃からちゃんと恋愛もしているみたいな男がこの世に存在する。一方で、そうではない比較的多数の男にとっては、これはパラメータ振り分けの問題である。

恋愛スキル・経験を切って受験勉強に全振りしたらギリ東大に入れる、しかしその水準で勉強しか取り柄がないキャラで行って何か偉大な仕事ができるというのだろうか、みたいなのが案外残念なことになりがちな気がする。全振り戦略で行くと知事まで上り詰めてすらああなりうるのだ、という話。

あれを努力の末の必然という見方をして同情をしてしまう若い人ってちょっと心配かなって思った。そうではなくて、その努力の対象領域であり不可侵のものだと思っている研究とか仕事とかについて、意識して手を抜いて、「遊び」の分野に資源を振り向けないとだめなんだよってことのはず。にんげんだもの